咽頭、食道、胃、十二指腸を精細な画像で観察する検査です。組織検査と組み合わせることで極めて高い診断能力を発揮し最終診断まで行うことが可能です。すなわち検診ではありません。
精密検査・サーベイランス・健診に使われます。
1)意識化鎮静法による内視鏡です。恐らく日本では一番古く(40年以上前)から意識化鎮静による方法を導入しています。
2)検査は経口で行います。使用する内視鏡の直径は9.2~9.8mmです。
3)必要に応じて二酸化炭素を併用します。二酸化炭素内視鏡の導入も日本では一番古いと思いますし、経験は論文にして発表しております。
安全な検査を行うために、意識化鎮静法を導入しています。内視鏡による苦痛を最小限にすることで循環動態を安定させ、かつ呼吸抑制などの合併症が起きないという状態を理想としています。
精緻で正確、美麗な写真を撮るためにも意識化鎮静は欠かせません。必要時には患者さんに呼吸を止めてもらうことも出来、また検査中患者さんが苦痛を感じないのでより良い条件で写真、ビデオを撮ることが可能だからです。むろん色素やNBIも多用し、より解像度が高く明るい写真を撮りたいがために経鼻内視鏡を使用しておりません。
安楽な検査を目的として40年以上前に導入した意識化鎮静ですが、今ではその利点が安全性、あるいは正確性に取って代わられています。それでも安楽な検査を目指す姿勢は変わりません。(中には「完全に寝かせてくれ」という患者さんがおられますが、上の目標を達成できませんのでお断りいたします)
検査の日は車・バイク・自転車を運転して来院することは出来ませんのでご注意下さい。
また、イレウス後、炎症性腸疾患、手術後などの患者さんの検査を安全に行うための二酸化炭素内視鏡も20年以上前から導入しています。
さて、我々は患者さんに本当に内視鏡検査が必要なのかどうかをまず評価します。
理由をおっしゃらずに「検査してくれ」という患者さんはお断りしています。
次に安全な検査を行うために、今までの病歴、検査歴、検査結果、投薬歴などを細かくお伺いします。他院の血液検査の結果、お薬手帳などがないと困ります。
「安全を目指す」ということは100%安全を保証できない、という事を意味します。気軽な受診はしないことをお勧めします。
逆に今までどの病院でも入らなかった、という人ばかりが来院します。挿入できないのは0.004%で、90%の方が起きているのにうんともすんとも言わず検査が出来ます。この10%をなんとかできるのはプロポフォールだと思いますが、当院では院長が麻酔標榜医であるものの、今後も採用する予定はありません。
その理由はまず保険診療での使用は、特殊な施設に限定されること、完全に寝かせると食道胃接合部の観察に難があることと、そうこうしているうちに細径のハイビジョン内視鏡が完成し、プロポフォールを使う意味がなくなるであろうこと、の3点です。
精密検査・サーベイランス・健診に使われます。
1)意識化鎮静法による内視鏡です。恐らく日本では一番古く(40年以上前)から意識化鎮静による方法を導入しています。
2)検査は経口で行います。使用する内視鏡の直径は9.2~9.8mmです。
3)必要に応じて二酸化炭素を併用します。二酸化炭素内視鏡の導入も日本では一番古いと思いますし、経験は論文にして発表しております。
安全な検査を行うために、意識化鎮静法を導入しています。内視鏡による苦痛を最小限にすることで循環動態を安定させ、かつ呼吸抑制などの合併症が起きないという状態を理想としています。
精緻で正確、美麗な写真を撮るためにも意識化鎮静は欠かせません。必要時には患者さんに呼吸を止めてもらうことも出来、また検査中患者さんが苦痛を感じないのでより良い条件で写真、ビデオを撮ることが可能だからです。むろん色素やNBIも多用し、より解像度が高く明るい写真を撮りたいがために経鼻内視鏡を使用しておりません。
安楽な検査を目的として40年以上前に導入した意識化鎮静ですが、今ではその利点が安全性、あるいは正確性に取って代わられています。それでも安楽な検査を目指す姿勢は変わりません。(中には「完全に寝かせてくれ」という患者さんがおられますが、上の目標を達成できませんのでお断りいたします)
検査の日は車・バイク・自転車を運転して来院することは出来ませんのでご注意下さい。
また、イレウス後、炎症性腸疾患、手術後などの患者さんの検査を安全に行うための二酸化炭素内視鏡も20年以上前から導入しています。
さて、我々は患者さんに本当に内視鏡検査が必要なのかどうかをまず評価します。
理由をおっしゃらずに「検査してくれ」という患者さんはお断りしています。
次に安全な検査を行うために、今までの病歴、検査歴、検査結果、投薬歴などを細かくお伺いします。他院の血液検査の結果、お薬手帳などがないと困ります。
「安全を目指す」ということは100%安全を保証できない、という事を意味します。気軽な受診はしないことをお勧めします。
逆に今までどの病院でも入らなかった、という人ばかりが来院します。挿入できないのは0.004%で、90%の方が起きているのにうんともすんとも言わず検査が出来ます。この10%をなんとかできるのはプロポフォールだと思いますが、当院では院長が麻酔標榜医であるものの、今後も採用する予定はありません。
その理由はまず保険診療での使用は、特殊な施設に限定されること、完全に寝かせると食道胃接合部の観察に難があることと、そうこうしているうちに細径のハイビジョン内視鏡が完成し、プロポフォールを使う意味がなくなるであろうこと、の3点です。